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施設のご案内
建築当初の佇まいを色濃く残すエントランス周辺や応接室兼書斎をはじめ、憩いの場となるリビング、中庭などクーネル倶楽部施設の要所をご紹介します
Entrance
エントランス
玄関の木製扉を開くと、玄関室土間の乱貼りされた色鮮やかな美術タイルが目に入ります。クーネル倶楽部のシンボルの一つであるステンドグラス窓もエントランス周辺に多く残されています。
玄関室土間に採用されている美術タイルは、すべての工程を手作業で制作されたもので色とりどりの違ったテクスチャーと形のものを乱貼り技法を使って仕上げられています。美術タイルは同じ時代に建築された洋館などの装飾品として人気を博したもので、多くは商業施設、さらには皇室関連の建築物に採用されており、一般住宅で採用されていることは極めて稀なことでした。また、木製の玄関扉上部のステンドグラスには円でかたどったグラスゴー・ローズと呼ばれる白いバラをモチーフにした美しい意匠が採用されています。
Reception Room
応接室兼書斎
木製違い棚が付いたタイル貼りの飾暖炉、ステンドグラス欄間窓の付いた木製扉や明かり取りの大きな丸窓など、もっとも歴史的設えを味わえる空間となっています。
応接室兼書斎は建築当初の佇まいがそのまま残され、クーネル倶楽部のシンボルともいえるスペースです。飾暖炉に使われている青色から赤紫色、紅色へと変化を見せる辰砂釉窯変タイルと金茶釉による飴色のボーダータイルは暖かな室内空間の彩りを添えています。室内の壁に嵌められた総寸直径80cmの大型のステンドグラス丸窓には曲線を駆使した柳の枝葉がデザインされ、15枚の葉に濃緑と青緑のオパールセントグラスや緑のキャセドラルグラスが使われています。このステンドグラスの光によって表情が変わる鮮やかさは、見る人を別世界へと誘うような美しささえ感じとることができます。
Living Room
リビングルーム
南側の中庭に面した光あふれる22畳の和室二間です。昭和初期の和風モダンの設えを随所に残しており、レンタルスペースの中核として、またはシェアハウス住居の方々の憩いの場として利用できます。
リノベーションを大幅に加えながらも、飛鶴の浮彫が施された一枚板の欄間など、かつての昭和初期の和風モダンの設えが随所に残されています。このリビングルームでは広い空間を活用して音楽会などのイベントや、ヨガ教室などの各種教室が運営されています。また、キッチンルームと隣り合わせで行き来がスムーズな設計となっており、パーティーの開催にも適しています。 また、シェアハウスに居住の方も共用スペースとして利用することができ、憩いの場やコミュニケーションスペースとしての活用が可能です。
Garden
中庭と縁側
建物の南側には長い縁側と緑に囲まれた広い中庭があり、リビングルームに朝から夕方までたっぷりと明るい光を降りそそぎます。手水鉢や灯籠なども設置されており、撮影会の使用にも最適です。
Kitchen Room
キッチンルーム
ダイニングテーブルも設置されたキッチンルームには各種の調理器具、食器類を完備しており居住の方々のシェアハウス生活をしっかりと支えています。また、パーティーやシェアキッチンなどレンタルスペース用途としてもご利用できます。
Others
その他の施設
廊下や階段、そして建物のすみずみにいたるまで、他所にはない趣きを感じ取っていただけることと思います。